教室案内

目黒教室

Meguro Classroom

コース紹介 Course

本科

ソルフェージュ科

授業内容
初級課程
年少~小1
・年少 週1回45分のクラス授業
・年中 週1回1時間10分のクラス授業
・年長 週1回1時間30分のクラス授業および1時間程度の実技個人レッスン(9月から必修となります。)
・小1  週1回1時間30分のクラス授業および1時間程度の実技個人レッスン

この時期の子供達は歌の小さな言葉にも、遊びのちょっとした動作にも心を動かされ、全身で喜びを感じることができます。その喜びを歌や体の動きで表わすことは、音楽表現の根源に通ずるものです。ソルフェージュのクラス授業では、集団で体を動かし、歌うことを通して、自然に音楽への欲求を育んでいきます。同時に「耳をすます」ことによって、演奏するために必要なさまざまな音楽的感覚を体に馴染ませていく一方、楽譜のしくみを学習し始めます。
年長9月からは、実技レッスンが必修課目となります。(年少より選択実技レッスンを履修することができます。) この時期の実技指導は特に、ソルフェージュの授業と密接な関連を持って行われます。ソルフェージュの授業では、引き続き体を動かし、感じ、表わすことに重点を置きながらも、徐々に音の世界を広げ、譜面と感覚を結びつけていきます。
 小1の3学期には、ソルフェージュの初めての課程試験が行われます。その準備のための練習や、緊張しながらも一人で演奏し歌う経験を通して、子供達は集中力と自信をつけ、達成感を味わうことで次の課程へと踏み出していきます。
中級課程
小2~小5
・小2 週1回1時間30分のクラス授業
・小3 週1回1時間40分のクラス授業
・小4、小5 週1回2時間のクラス授業

この時期にはそれまでに培われた感覚的な能力を、徐々に意識的な理解を伴うものにしていきます。小4くらいまではまだ知的な理解に傾きすぎることは避け、音楽的な感覚を磨くことを心掛けて授業を行っています。小5では、それまでに学習したことをさらに発展させ、理解を深めるために課程試験が行われます。その準備を通して音楽のほとんどの要素に一通り触れ、楽譜を読む力、曲の構成を大きくつかむ力、より深いハーモニーの感覚などを養い、演奏に結びつけていくことをめざします。
 「歌う」ことは音楽の「原点」であり、中期課程以降の授業においても学習の大きな柱の一つとしています。表現に工夫をして歌う楽しさを広げ、また他の人とお互いに声を聴き合うアンサンブルをしながら音楽を作ることを学びます。
 小2以上の弦楽器専攻の生徒は、合わせて弦楽アンサンブルの授業も受講することができます。この授業はソルフェージュ科生も受講することができ、年1回、発表の場が設けられています。受講生達は、合奏を通して音楽を立体的に構成し、ハーモニーをつくる体験をすることにより、弦楽器奏者に必要なアンサンブルの能力を養っていきます。
後期課程
小6~中3
・小6〜中3 週1回2時間のクラス授業  

この時期の生徒達には、徐々に客観的なものの見方や論理的な思考力、抽象的な理解力が備わり、感覚に理論が結びついてきます。実技の練習に対する自律心も強くなってきます。クラス授業の中でも様々な方法でソルフェージュと実際の音楽との関連を深め、生徒達が授業で学んだことを演奏に反映させることができるよう、努力をしています。
 この課程はまた、思春期にさしかかった生徒達が自分自身や、自分と音楽との関わり方について、より深く考え始める時期でもあります。学校生活と音楽の勉強の調整が難しい場面も増えてきますが、音楽を専門にする、しないに関わらず、自分で選びとって勉強することで音楽は生徒にとって真に意味のあるものとなっていきます。一人ひとりが違う過程をたどりますが、それぞれが、良い選択をすることができるよう見守りながら指導していくことを心掛けています。
 中1の2学期には課程試験が行なわれ、後期課程で勉強を続けていく上で必要とされる基礎固めに努めます。試験を終え、自分で勉強していく力を身につけ始めた生徒達は、大きな成長を見せてくれます。

《受験指導について》
 当教室では、桐朋学園女子高等学校音楽科(男女共学)への進学を中心に、それ以外の音楽高校への進学希望も受け入れています。
 入試直前には実技模擬試験が行われ、本番前の演奏についてのアドバイスを受けることができます。
特別コース
年少~中3
グループ授業への合流を目的とし、一定期間ソルフェージュをマンツーマンで学ぶコースです。

・月3回程度(半年で20回、年間で40回程度)
30分、45分、60分、90分

※授業日、授業時間は担当講師と相談の上、お決めいただきます。
※実技レッスンも併せて受講が可能です。(現在、年長9月以降対象)
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