お茶の水教室

Ochanomizu Classroom

教室の概要・特徴 Feature

お茶の水教室の概要

2009年に「子供のための音楽教室」誕生の地近くに新設されたお茶の水教室は、「伝統」と「新しいことへの挑戦」が混ざり合った稀有な教室として、大きな注目を浴びています。この教室では、堀正文教授をはじめ、世界を舞台に活躍する音楽家と触れ合う機会をもつことができます。
ここは、3歳児から大学受験生に至るまで、また初めて音楽を学ぶ方から専門の道を目指す方まで、多様なお子さまが集う場所です。
教室会場はいつでも見学が可能ですので、ぜひお気軽に足をお運びください。

教室長メッセージ

お茶の水教室教室長　鷹羽弘晃

「子供のための音楽教室」の初代室長である吉田秀和先生や斎藤秀雄先生の掲げた理想は、音楽教育を通して、生徒の個性を育むこと、そして友人や音楽家との交流を通して、芸術の領域はもちろん、社会に求められる人間力を培うことでした。新しい校舎へと場所は変わりますが、７０年以上受け継がれたこの理念や伝統はしっかり引き継いでまいります。具体的には、最初から本物を聴かせることを大事にし、桐朋の教育のエッセンスを体験してもらうことで、生涯、自ら音の楽しみを探究できる力を養う、そんな教室を作り上げていきたいと思っております。最近のコロナ禍では、オンライン授業を教室に通う生徒さんと共に創出しましたが、今後も新しい教育の形へのチャレンジを行ってまいります。もちろん、一緒に音を楽しむために。

お茶の水教室教室長鷹羽弘晃

お茶の水教室の特徴

お茶の水教室の魅力

お茶の水教室は、2019年度に10周年を迎えた、桐朋学園の中では比較的新しい教室です。
桐朋学園の伝統を受け継ぎながら、常に時代を見据え「本物の音楽教育」を真摯に追求している教室として、多方面から注目されています。

お茶の水教室の魅力は、一にも二にも講師陣です。
桐朋学園を始め、世界に通用する高度な音楽研鑽を積んだ優秀な「音楽家・教師」が教育にあたります。

お茶の水教室では講師一人一人が、未来を担う子供たちにとって何が最善の教育であるか、内容・手法ともに日々切磋琢磨しております。
若手講師からベテランまで世代を問わず、互いの個性を尊重し合いながら「伝統への敬意と新しい手法への開拓精神」を共有している、活気溢れる教室です。

高度な音楽教育

必修であるソルフェージュでは、子供たちがそれぞれに持つ感性を十分に発揮して、音楽的表現（楽器演奏など）の糧となる教育を実施いたします。
身体で音楽を感じること、さまざまな音楽をリズムや歌の模倣を通して、「表現する力」を身につけることができます。また、経験を重ねることで獲得した「読み取る力（読譜力）・音楽のフレーズ感（息）」は、より深い音楽性、人間性へと繋がってゆきます。

実技科について、桐朋学園が「基礎に基づいた圧倒的な技術力」で世界に名を馳せた稀有な教育機関であることは、諸先輩方が力強く証明しています。
お茶の水教室では、こうした基礎の上に、どの年齢にも無理なく自然に音楽の楽しさを、そして技術だけでは到達できないものを、掴み取っていただけるレッスンを実施いたします。

子どもの成長カーブは人それぞれ違います。
その違いを捉え、体の発達に合わせ、さらに音楽的知識、体の使い方、音楽性へと導いていきます。
そして、ソルフェージュと実技教育が密接に関連性をもち、総合的に発展してゆくことを目指してまいります。

柔軟で豊富なコース体系

お茶の水教室では、ソルフェージュは全学年必修で、実技は学年問わず任意で受講いただくことが可能です。
グループに合流するまでマンツーマンでソルフェージュを学ぶ「特別コース」や、30分・45分・60分等と必要に応じて柔軟に対応できる実技体系、ピアノ、声楽、作曲など豊富な副科履修、コロナ禍においては個々のご事情に応じた「オンラインレッスン」など、できる限り多様なご希望に応じた教育内容を展開しております。

大学教授・講師陣による各種講座はもとより、テーマに特化したワークショップや外部ホールを使用した大規模イベント等、毎年趣向を凝らしたイベントが企画されるのも、当教室の魅力です。
またオンラインを利用した、講師による特別動画や参加型企画など、多彩なプログラムを実施しています。

当教室では様々なご要望、ご相談にお応えできるべく、決められた体験授業日・説明会以外にも、ご希望に応じて個別相談を承っております。
詳細説明はもちろん教室の見学や講師による実力診断（一部有料）も可能ですので、お気軽にお尋ねください。